東京は6月28日まで!ナルト展に行ってきた
現在、六本木ヒルズで行われている『ナルト展』に行ってきました。 今月6月28日までの開催。場所は森タワー52階の森アーツセンターギャラリーです。ちなみに入り口は映画館の横ですよ。
当日券は一般2000円で、特典付きの前売り券もあるみたいなんですが東京会場の分はすでに売り切れみたいです。さすがですねー。
いざ、52階へ
入口はこんな感じ。当たり前ですが、ギャラリー内の写真動画撮影は禁止されているのでここが最初で最後の撮影ポイントになります。僕が行った時はご機嫌な外国人の皆様が各々自由に忍者ポーズをしながら写真を撮っていました。たぶん、週末なんかは写真と取るための順番待ちが激しくなると思われます。 ここからは文字のみのレポートとなります。個人的に良かった点をまとめると。
・オープニング映像
入って最初にあるのが映写室でのオープニング映像。漫画内の印象的なカットと台詞を使って3Dでうまいこと動画に仕上げてあります。そして音楽。吉田兄弟によるナルト展のために作られたそうです。これがまたばっちりはまっていて、これから先の期待感をあおられまくりです。最後の演出も◎。ナルトってこういう漫画だったなと、読んだことある人には復習になるし、初めての人にもイメージはすごく伝わる内容でした。終了後は強制的に先に進まないと行けないので、見られるのは1度だけ。刮目して見よ!
・生原稿
実際に連載されていた時の丁寧な仕事ぶりが堪能しまくれます。印刷では出ない線のタッチとか、修正の跡とか、ベタの感じとか。個人的には印刷できれいに整えられるより、こういう人の手で作業した雰囲気をそのまま残して本にしてくれた方が好みやなぁ。1話に始まり、名場面、最終話のオールカラー原稿は全部見られます。もちろん表紙などで使われたカラー原稿もあり。
・仕事場風景
最後にあるのが、岸本先生の作業机と本棚を再現した展示。本棚にはお気に入りの作品や資料、DVDなんかがおさめられています。アニメーターへのリスペクトを忘れない先生だけあって、映像関係の資料もちらほら。フリクリ画コンテ集を見つけて1人で興奮してしまいました。
最後に
すべて見終わって思ったことは、ナルトという作品は始めからテーマがぶれてないんだな、ってこと。
「君には大切な人がいますか? 人は・・・大切な何かを守りたいと思ったときに 本当に強くなれるものなんです」
この白の台詞がナルトのすべてを物語っていたんですね。この台詞が出てくるのって、確か3巻ぐらいだったと思います。久々に思い出しました。 同じテーマを掘り下げて、ぶれずに15年間やり続けたからこそ、ここまで世界中の人に刺さるんですね。 ちなみに、ナルト展をやっている六本木ヒルズでは、様々なお店がコラボ中みたいです。 東京で見られるのはあと1週間。ちょっとでも興味ある人は行って損なし! どうしても間に合わないって人は7月18日から大阪文化館・天保山でもやるみたいよ!