水を得た魚

34歳にして発達障害(ADHD)診断を受けたけど、人生を楽しむことはあきらめない元応援団長のブログ

応援団で学んだ大切なこと1

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連休は大阪に帰っていました。といっても、1日しか休みがなかったんで、ほぼ日帰りみたいなもんですが。

 

 

今回の目的は同窓会。大学応援団の先輩が病気になられて、その先輩を激励するために全国から先輩後輩が100人近く集まったのでした。

 

応援団って、外から見るとかなり異質な集団だと思います。僕自身、色々合って入団するまでは応援団について何も知りませんでした。

 

正直、しんどいことばかりだし、不条理なことばかり起こるし、もう1回やれと言われたら間違いなくお断りさせていただきます。しかし、卒団して10年近く経ちますが、応援団であったことを後悔したことはまったくありません。応援団に没頭していた4年間は確実に僕の血肉となって今も生き続けています。

 

詳細は改めて書きますが、とにかく、僕にとって応援団は人生を変えてくれた場所でした。そんな応援団に僕を勧誘した大先輩が、病気になってしまわれた。しかも現代医療では根治できない大病に。

 

そんな先輩が最後のスピーチで言っていた言葉。

「病気になったのは運が悪かったですが、今日ここに100人近く集まれたことは本当に運が良かったです」

病気になった自分をしっかりと受け止め、その上で自分が何をやりたいか、何ができるかをずっと考えて、できることはとにかくやっているそうです。結局、どんなことにも意味とか理由は自分で付けてあげればいいんですよね。

 

先輩を励ましに行っときながら、こっちが励まされてしまうという。やっぱすげーすわ。

 

時間があるとやれるのにやらなくて、そのままに忘れてしまうことって多いです。でも自分には時間がない、今やらないと一生できないかもしれない、と考えたらやれる限りはやっておこうという気になりますよね。

 

人生いつ死ぬかなんてわからないもの。本当に今自分がやりたいことをできているのか、常に問い続けないと気付けば自分がまったく望んでいない方向に行ってしまうかもしれない。

 

そういう人生は長生きしたとしても、笑って死ぬことはできないんやろなー。そんなんイヤやで。