水を得た魚

34歳にして発達障害(ADHD)診断を受けたけど、人生を楽しむことはあきらめない元応援団長のブログ

【食レポ】東京白金「焼肉ジャンボ」は焼肉業界の求道者である

スポンサーリンク

まいど!

六本木で焼肉屋の店長やってる六角人@団長P(@rokkaku_danchop)です!

 

東京焼肉界の名店「焼肉ジャンボ白金店」に行ってきました。

もう10回近く通っているお気に入りのお店。しかし、来るたびに新たな発見のある奥深いお店でもあります。

このお店、めっちゃ繁盛しています。ボクがこの店に行く時は、台風だったり時間が遅かったりするのですが、いつどんな状況でもほぼ満席。

 

予約は必須です。


今回は同業者目線も絡めつつ、焼肉ジャンボの良さについて語らせてもらいますー。

最高の肉に、最強のタレ

肉質はもちろんA5ランクの黒毛和牛メス牛のみ。


基本的に何も指定しなければ、写真のようにタレで下味がついて提供されます。

普通、タレ味の肉ばかりを食べているとだんだん甘ったるくなってきて飽きてくるのですが、ジャンボのタレはそれがない。

むしろ、タレを付けた方がさっぱり食べられる。


焼肉界には大きく分けてタレ派と塩派が存在します。

ボクはジャンボで肉を食べたことで完全にタレ派になってしまいました。

それぐらいこの店のタレはうまい。

焼肉では通常、焼く前に下味として肉にもみ込むための『もみダレ』と、焼いた後につけるための『つけダレ』という2種類のタレがあることが多いです。

ジャンボの場合、この2種類のタレのバランスが非常に良い、というのが重要。 

だいたいの店が『つけダレ』までつけるとすべてタレの味に持っていかれてしまうところを、ジャンボではお互いがうまく作用して肉のうまみを引き立ている奇跡

あくまで主役の肉を邪魔することなく、かといって薄味なわけでもない、絶妙の加減なんですよ。


ジャンボと言えば、タレの美味しさ。

 

サイドメニューもうまい

焼肉屋のサイドメニューといえば、キムチ、チヂミ、ビビンバみたいな韓国系の料理が定番です。

しかし、ジャンボでは定番だけにとどまらず、コンスタントに新メニューが登場。

和食っぽいものから、洋食までバラエティ豊かです。

 

特にお気に入りなのがこれ。

 

和牛デミグラスオムライス!!

牛の旨味が溶け込んだソースとふわっふわの卵が最強のコンボを生み出してくれます。

 

店員との距離感

高級焼肉屋ではひとつひとつの肉を店員さんが説明してくれたり焼いてくれたりします。

ジャンボもそれなりのお値段はしますが、そういったサービスはほとんどありません。

△唯一、店員さんが焼いてくれるのがこちらの野原焼き。

極薄にスライスしたサーロインを一気に焼き上げる様子は見ていても楽しいです。

これ以外の肉は自分で焼くことになります。

しかし、お肉の焼き方食べ方だけは明確に教えてくれます。

しかも、誰に聞いてもちゃんと答えてくれる。

 

「このお肉は片面3秒ずつ焼いてください」
「お肉が焼けたらタレをたっぷりつけて召し上がってください」
「玉子を溶いてお待ちください」
「網を交換したら2分間待ってからお肉を置いてください」


肉を持ってきた時に必ず一言添えていきます。

こうすればこの肉は1番おいしく食べることができるんだ。

ぐだぐだ言わずにさっさと食え!

みたいな潔い信念みたいなものが感じられすんですよねー。

こちらとしては、言う通りに従っていればまず間違いはありません。

手厚いサービスではないですが、要所を外さないスタンスはうるさすぎなくて好感が持てます。

 

まとめ

ジャンボの売れている理由はシンプルです。

最高の肉を最強のタレにつけて最適な焼き方で食べる。

調理や接客など、お店すべてがただそれだけをひたすらに追求しているんです。

そのため、メニューもよく変えてきます。

繁盛店でも決して現状に満足しない。

どこまでも焼肉道を究め続ける、それが同業者をも引きつけてしまうジャンボの魅力なんですねー。

「トップを走るものは常に挑戦者である」

 

【今回のお店詳細】

関連ランキング:焼肉 | 白金高輪駅広尾駅

 

まいどおおきに!