テレビが不自由すぎておもしろくなくなっていまいました
正月は実家に帰って、家族で過ごしました。
うちの実家は大阪府でありながら、最南端の山側にあるのでめっちゃ田舎です。だいたいの人が大阪ってことを信じてくれません。
まあ、この景色見て、道頓堀を想像する人おらへんよね。
というわけで、近くに娯楽施設があるわけでもなく、むしろコンビニすらないので、田畑を見に行く以外は家の中で過ごすことになります。
実家にいるほとんどの時間はテレビ。正月だと駅伝やらお笑いやらを見ているのですが、特に見るものがなくてもBGM的にテレビがつけっぱなしになっていたりします。
東京の部屋ではあまり家ためゆっくりテレビを見るということがないので、久しぶりになんとなくテレビを見ました。
そして感じたこと。
「テレビってこんなにおもしろくなかったっけ?」
見たい時に見たいものがやっていないし、見たくなくても飛ばせないし、早く知りたいのにもったいぶってなかなか本題に入らないし、同じようなことしかやってないし。
特番なんて、派手な演出で豪勢に見せているけど、内容は引き延ばしで薄っぺらい。自分でもびっくりするぐらい何も響いてこなかったんですよね。好きな時に好きなものを読める本の方がよっぽどおもしろいやん。
昔は何時間でも見ていられたのになぁ。自分の好みが変わったのか、テレビに魅力がなくなったのか、ようわかりませんが、正月でちゃんと最後まで見た番組は吉本新喜劇ぐらいでした。
テレビをまったく見なくなることはないです。ただし、見たい番組は録画して1.3倍速で見ます。リアルタイムで見たい番組は特にないですし。情報ならネットの方が早くて多様性があるので。
そういう人って結構多いと思います。だから視聴率は参考数値にはなったとしても、絶対的指標ではないはずです。それをちょっと上下したからって騒いでもしゃあないでしょう。
いっそ放送時間を減らして、浮いた予算を集中させて、魅力的なコンテンツ作りに集中させた方がええんちゃうかなー。今はちょっと思い切ったことすると、あらゆるところから苦情が殺到するような窮屈な時代なのかもしれません。
でも、テレビ業界にはがんばってほしい。自分が前職で映像業界にいたということもありますが、まだまだテレビの影響力は大きいと信じています。ネット動画によくあるようなゲリラ的なものではなく、作り込んだプロの作品ならまだまだテレビの方が圧倒的に優位なんやから。