水を得た魚

34歳にして発達障害(ADHD)診断を受けたけど、人生を楽しむことはあきらめない元応援団長のブログ

見れば分かる!「この世界の片隅に」の主演はのんちゃんしかいないでしょ

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映画「この世界の片隅に」がめちゃめちゃよい。

 

www.rokkakuzin.com

 

先週末の映画興行成績でも堂々の10位。

 

引用:映画ランキング・映画興行収入 - 映画.com

 

他の映画の公開館数が軒並み150館以上ある中でこの成績は大健闘でしょ!

週末はどこの映画館でも終日満席御礼だったみたいやし。

 

なのに、映画と関係ないとこで変なニュースがあるのがうっとうしい。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

せっかくいい映画なのに、しょうもないところ水を差さんでほしい。

 

事務所問題とか、知らんがな

公開前からずーと言われてることですが、主演を務めるのんちゃんの問題。

詳しくは知らんけど、所属事務所とのごたごたがあって、仕事なくなって、干された感じになってもて。

そのせいで今回の映画の宣伝がちゃんとされてない、とかなんとか。

 

でもよ、そんなこと映画とはまったく関係ないやん。

見てる方からしたらホンマ、どーでもいいっす。

 

だって役者の仕事は演技することでしょ?

今までもいろんな芸能人が私的なスキャンダルやなんやらで世間を騒がせてきたけど、仕事ができるんなら、細かいことなんか知ったこっちゃない。

 

ボクらが求めてるのは作品の中で最高の演技をしてくれることだけですよ。

 

そういう意味でこの映画の主演にのんちゃんを選んだのは最高のキャスティング。

 

主人公北條すずと主演のんは似た者同士

あまちゃん」の大ヒットで一躍人気者になった能年玲奈ことのん。

作品の中では主人公天野アキを生き生きと演じきっていました。

なのに、番宣でバラエティ番組に出てのフリートークとなると放送事故と言われるくらいしゃべれない。

基本的に人見知りらしい。

 

たぶん、のんちゃんって役に憑依するタイプの女優なんや。

キャラクターを作り込んで作り込んで、本当にその人物が存在すると思えるぐらいまで役に入り込んで演技してる感じ。

 

「この世界の片隅に」の主人公北條すずはおっとりした性格で今で言うと天然ボケ。

趣味は絵を描くことで自分の意見をガンガン押し出すことはないけれど、大事なもののためなら一生懸命がんばれる人。

 

性格的には似てるんじゃないんかな。

のんちゃんの特技も絵を描くことやし。

 

ちょっととぼけたような声質も役にぴったりだし、その声のおかげで戦争という暗くなりがちなテーマの作品でも優しさや笑いが感じられる。

やっぱ北條すずの声はのんちゃんしか考えられへん!

 

のんちゃんなしにこの映画はあり得ない 

そもそも普通なら、予算も少ないし当たるかどうかも分からない映画作品に、問題のある役者なんか使いたくないやん。

監督はのんちゃんを起用した理由についてこう語っています。

 

6年前に『この世界の片隅に』のアニメ化の話がスタートしてから、監督補佐の浦谷さんとイメージしている声が一緒でした。

そして実際に、のんさんの声をマイクを通して聞いた時、何年も前から自分たちが想像してきた声が、すずさんとなって現れて。

すごくしっくりきました。

また、のんさんもご自身でアート活動をしていたりと、表現への志があり、ピュアな部分もピッタリでした。

引用:『この世界の片隅に』片渕須直監督インタビュー| ガジェット通信

 

アニメ作品において、主役の声を担当する役者は作品の善し悪しを変えてしまう程、重要なものです。

「この世界の片隅に」では主役と役者が100%シンクロすることで、作品の魅力が何倍にも高まってるんすねー。

 

とにかく、見れば分かる!

正直、始まってすぐはのんちゃんの声に違和感ありました。

でも見ているうちにすっかり世界感にハマっていました。

 

外野は何かと言ってるんでしょうけど、作品の力は本物なんで。

見た人には確実に伝わるはず。

劇場でやっているうちにぜひ!

 

「この世界の片隅に」の主演はのんちゃん。

 

他になし。

 

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