読めばお腹がすいてくる!飲食店員が選ぶグルメ漫画まとめ【随時更新】
まいど!
今日も元気に営業中、六角人@団長P(@rokkaku_danchop)です!
仕事では飲食業。
休みの日もウマいメシを探して都内をうろつく日々。
食べるのが好きすぎて最近読んでいる漫画までグルメ系が多くなってくる始末。
「食」というベタなテーマにもかかわらず、切り口がいろいろあっておもしろいんですよね!
飲食歴10年以上のボクが読んでもついついヨダレが出てしまう、美味なるグルメ漫画をご紹介します!
「孤独のグルメ」原作/久住昌之 作画/谷口ジロー
ひたすら中年サラリーマンが1人で飯を食う漫画。
偶然の出会いが生む人間風景や店の空気感を小説のように淡々と描いていきます。
20年以上の作品なので、ちょっと古臭い感じもあるのですが、根底にある食への信念は変わりません。
ボクも1人で食事に行くことが多いので、そういう時はだいたい孤独のグルメぶってしまう。
自分の流儀を持って飯を食うって、カッコいいんすよ。
松重豊主演でドラマ化もされていて、こっちもいい。
モノを食べる時はね
誰にも邪魔されず
自由でなんというか
救われてなきゃあ
ダメなんだ
独りで静かで
豊かで・・・・・・
引用:孤独のグルメ
「マッチョグルメ」成田成哲
筋トレにも食事にも手を抜かないボディビルダーの生き様を描いた漫画。
体づくりの基本はトレーニングと食事。
ボディビルダーの食事といえば高タンパク低カロリーなものしかないイメージでしたが、そうではないんです。
チートデイという、体づくりのためにあえて好きなものを食べる日、というものがありまして。
ムキムキのお兄さんが欲望に任せて食いまくります。
食べることは生きること。
そんな当たり前のことに、改めて気付かせてくれる。
1巻完結でサクッと読めるのに、深い。
『食』は人を繋ぎ・・・
『食』は欲を満たし・・・
『食』は命を育む・・・
貴様のような存在が
汚してはならぬ聖域だ!!
引用:マッチョグルメ
「いぶり暮らし」大島千春
恋人以上結婚未満による同棲カップルによる燻製の記録漫画。
作者自身が燻製を試した上で描いているのでリアリティがすごい。
家で、山で、海で、川で、旅行先の旅館で。
あらゆる場所であらゆるものを燻しまくります。
燻製の教科書としてもめっちゃ勉強になる内容。
専門知識以上に、「燻製を楽しむ」という気持ちが溢れております。
なかなか進展しない2人の関係性も見所です。
ちゅーか、こんな彼女おったら最高やな!
“今日ぐらいは何もせずに眠ってしまいたい”
と思う日こそ
おいしいご飯をつくって
しっかり食べることがー・・・
今日の終わりを望むだけだった私達に
明日に臨む元気をくれる
引用:いぶり暮らし
「山と食欲と私」信濃川日出雄
山に登って飯を食う女子の漫画。
何の変哲もないおにぎりでも山の頂上で食べたらめっちゃウマいよね。
そういうことを究極に楽しんでやろうというシンプルな欲求に突き進む主人公。
休みのたびに、山に出かけては野外料理に挑戦します。
アウトドア漫画としてもおもしろいですね!
食事に大切なのはやっぱシュチュエーションだな。
高級レストランにもない、贅沢な時間がそこにはある。
5年前のブームの頃・・・
確かに私は「山ガール」だった・・・
でも今は違う・・・
単独登山女子
そういうことでお願いします
引用:山と食欲と私
「山賊ダイアリー」岡本健太郎
漁師になった若者が自分で殺し食う漫画。
やっぱ、食べることって殺すことなんですよね。
どれだけ綺麗事を並べようが、これは絶対に真実。
野菜であれ肉であれ、生き物であることには変わらない。
牛や豚は食べていいけど、クジラは食べちゃダメ。
そんな都合のいい話はないわけで。
ずっと都会で生活していると、そんな当たり前の感覚が薄れてしまう。
食材は無駄にしちゃいけないし、「いただきます」という感謝を忘れない。
改めて言うまでもないことだけど、この気持ちをなくしたら終わりやなぁ。
初めて猟を体験し
獲物を獲り
その肉を食べました
自分が自然の生態系の中に
組み込まれたような
感覚になります・・・
引用:山賊ダイアリー
グルメ漫画、最高です!
というわけで、オススメグルメ漫画の紹介でした!
「食べる」という身近なテーマだけに、共感できることも多いんじゃないでしょうか!
どの漫画もそれぞれのスタンスで食べまくり。
読めばお腹がすいてくるそんな名品ばかりです。
ぜひ一度、味見してみてくださいねー!